債務の返済を行わなかったり行う事ができなくなってしまった場合には、債権者から財産を差し押さえられる事になります。また破産をしてしまった場合にも同様です。

 
しかしその際に全ての財産が差し押さえられるわけではありません。民事訴訟法の規定により、債務者が日常生活を営む上で必要最小限の財産は差し押さえる事が禁止されています。そして財産には不動産と動産がありますが、不動産は所有していれば差し押さえる事が可能です。これは所有する住居を失っても、賃貸物件などで生活する事ができるためというのが主な理由です。

 
そして動産は差押禁止動産が多くあります。まずタンスなどの家具や調理器具などです。これらを失うと普通の日常生活を営むのが困難になってしまうためです。またテレビやパソコンやエアコンなども1台までに限り差し押さえる事ができないようになっています。しかし複数台所有している場合には1台を残して差し押さえる事が可能であり、実際に差し押さえられた事例もあります。

 
そしてあまり知られていませんが、漫画の本やDVDやゲームソフトなども差し押えが禁止されています。そのため漫画やゲームを多く持っている人は、差し押えを受けてもあまり失う財産がないという事になります。